liquid-phaseのブログ

足湯で疲れをふっとばす(鉄板激うまギャグ)

過熱蒸気噴出孔の利用 一覧

f:id:liquid-phase:20220121115949p:plain

過熱蒸気噴出孔は500℃の蒸気を噴出する間欠泉。噴出する物質が蒸気なので熱容量が4.179と大きいことに加え、温度も500℃と間欠泉の中でもトップクラスに大きい熱量を持っています。蒸気タービンで上手く飼いならすことが出来れば電力源として優秀であり、熱を発電に使い切った後も水としても利用できるので至れり尽くせりなあったら嬉しい間欠泉です。

しかしながら噴出する蒸気の温度が500度と高いことから、安易に利用しようとすると宇宙素材無しでは設備のオーバーヒート間違いなし。丁寧なアプローチが必要です。

 

この記事は攻略の手順の一例と4つのタイプの利用方法の一覧になります。

 

・攻略をするときの考え方の紹介

間欠泉を攻略するにはどういった手順・思考をしていけば良いのかという例です。

liquid-phase.hatenablog.com

 

・パターンA シンプルな常時稼働タイプ

「発電タイミングの制御は出来なくてもとりあえず発電に利用してみたい」

「水を得るのを目的として発電効率は考慮しない」

「蒸気タービンは扱えるが難しい自動化制御はまだイマイチよく分からない」

といった方向けの入門編。

 

メリット

・非常に高い発電量を得られる

・仕組みが単純なので分かりやすい

デメリット

・蒸気タービンが常時稼働を前提としているため、最大限の蒸気を得ようとするとコロニーの電力状況に合わせての発電は出来ない

・噴出量が多い間欠泉では圧力超過が発生し、最大限の資源を得られない

詳細は別記事にて

liquid-phase.hatenablog.com

 

・パターンB 逐次発電 ボイラー室冷却型

「発電タイミングの制御をして発電に利用してみたい」

「自動化制御もお手の物」

「ガスエレベータかっちょいい」

という人向けの中級者向け。

f:id:liquid-phase:20220205092446p:plain

ドアポンプを利用して一時的に貯蔵した蒸気を逐次取り出しながら冷却していく。

メリット

・蒸気タービンを1台当たり800W前後の高い効率で稼働できる

・逐次発電に対応のため、電力使用状況に合わせて稼働できる

・噴出量が8kg程度までの間欠泉でも圧力超過を回避できる

デメリット

・設備のスペースが大きい

・構築が大変

詳細は別記事にて

liquid-phase.hatenablog.com

 

・パターンC 逐次発電 蒸気直吸い型

「発電タイミングの制御をして発電に利用してみたい」

「意地でも過熱蒸気噴出孔の蒸気を冷却しないで蒸気タービンで扱いたい

という中級者向け

f:id:liquid-phase:20220205092733p:plain

スプリットタービンを使用して蒸気を冷却することなく蒸気タービンで扱う。

メリット

・逐次発電に対応のため、電力使用状況に合わせて稼働できる

・省スペース且つ自動化がそこまで複雑ではない

・直接噴出された蒸気を吸うので噴出量に合わせての稼働率の計算がしやすい

・制御次第で鋼鉄不使用も可能

デメリット

・事故が起きた時の被害が甚大

詳細は別記事にて

liquid-phase.hatenablog.com

 

・パターンD 逐次発電 蒸気タービン自己冷却型

 「発電タイミングの制御をして発電に利用してみたい」

 「意地でも発電にかかる消費電力を減らして発電をしたい

という拗らせた人向けです。

f:id:liquid-phase:20220205093229p:plain

パターンBの派生。蒸気タービンの自己冷却を実現するためにシビアな温度管理が求められる。

メリット

・逐次発電に対応のため、電力使用状況に合わせて稼働できる

・発電に電力を使わないため非常に省エネ

・鋼鉄不使用

デメリット

・効率よく自己冷却で発電するには制御が大変

・水が取り出せるのは貯蔵部屋とボイラー室の温度が下がりきってからなので取り出せるまで時間がかかる(基本的に活動期は取り出せない)

・自己冷却可能な発電量は340W程度なのでチューニングとの相性が悪い

・蒸気タービンの1台当たりの熱破壊量が少ないので台数が多く必要で規模が大きくなる

詳細は別記事にて

liquid-phase.hatenablog.com

 

また他の構成を見かけたり思いついたら更新したいと思います。