liquid-phaseのブログ

足湯で疲れをふっとばす(鉄板激うまギャグ)

鉄火山の攻略 ボイラー室内タイプ 基本形

 今回は金火山に比べ熱量が3倍以上もある鉄火山の攻略をやっていきます。(銅火山については金火山と鉄火山の間なので割愛。)

 金火山の攻略をベースに鉄火山ではこの熱量の差がどのように影響してくるのか、どのような対応が必要かという部分を記載していきます。

金属火山のステータスや事前知識はこちら

金火山の攻略の基本形はこちら

 

<概要>

 感覚的にどれくらい熱量に差があるかを知るために平均噴出量(300g/s)においての噴出する金属を125℃まで冷却するとした場合に必要な熱量を求めます。

間欠泉

噴出温度[℃]

噴出物の比熱容量

[(DTU/g)/℃]

平均噴出量において

125℃までの熱量[kDTU/s]

金火山 2626.850 0.129 96.897
銅火山 2226.850 0.386 243.394
鉄火山 2526.850 0.449 323.529

 まずは熱量。金火山を青人参で攻略する場合、青人参9本で攻略出来ますが、銅火山では20本必要、鉄火山では27本必要です。倍以上ありますね。つまり金火山2つよりも銅火山・鉄火山1つの方がアッチアチな訳です。中々強い。

 

・金火山の設備構成だと鉄火山ではどうなるか?

 とりあえずは金火山の攻略で自動化制御もシンプルな構成だったものを鉄火山で試してみます。

 

まずはボイラー室に入れる水の量を決めます。今回の鉄火山のサンプルはこちら。

噴出量9.7kg/s、噴出時間は40sだったので1回の噴出量は9.7kg/s x 40s = 388kg。噴出サイクルでの平均噴出量は477g/sとやや多め。1回の噴出の熱量は418kDTUになります。

 この熱量でボイラー室の温度が125℃から180℃までに温度上昇が抑えられる水の量は1820kg。今回は1800kgで行います。

 

<結果>

 まずは噴出直後。ピーク温度は171℃。水の量を増やして熱容量が増えているのでしっかり熱を受け止めきれています。

 

 しばらく様子を見ていると、蒸気タービンはずっと稼働させていてもボイラー室の温度が中々下がっていきません。ボイラー室の熱容量が大きいため冷却に時間がかかります。

 

 そして1cycleほど経ってボイラー室の温度は135℃。125℃まで冷却しきることは出来ませんでした。そして次の噴火が開始されてしまいます。

 

 1回の噴火サイクルの中で125℃まで冷却しきれていないので前の噴出での鉄はそのまままだボイラー室に残っています。これでは活動期の間は噴出された鉄を入手することが出来ません。

 活動期に金属を入手する対策としては2つ。

 

対策1 熱破壊量を増やす

 噴火の1サイクルの中で冷却しきるには熱破壊量を増やせば解決です。そのため単純に蒸気タービンを増やせばOK。追加の制御も特に必要ありません。

 小難しいことは一切ないのがメリットですが、場所を取るのがデメリット。

 

対策2 温度の偏りを作る

 ボイラー室の形と蒸気タービンの排水の位置を調整することでボイラー室内で温度の偏りを作ることが出来ます。

 これにより、搬出する金属を優先して冷却することができ、蒸気タービンの時間当たりの熱破壊効率も上げることが出来ます。

 注意点としては断熱タイルで空間を仕切っただけだと蒸気と水の熱交換は効率が悪いため排水が蒸気に変わらないという状態になってしまいます。

 蒸気が減って水が溜まり続けると色々と宜しくないので排水をすぐに蒸気に変えるために熱交換用に火成岩製の気流パイプブリッジを使います。

 

 熱交換プレートを使うことでも排水を蒸気にすぐに変えることが出来ますが、熱交換をしすぎると温度の偏りがあまり生まれなくなってしまうので気流ブリッジの方が良いと思います。

 、

 

 対策1と異なり、噴出サイクル毎にボイラー室内の温度を125℃まで冷却することが出来ませんが、瓦礫を125℃まで冷却が可能です。

 

<最後に>

 鉄火山を攻略するには金火山の攻略をベースに

①ボイラー室の熱容量を鉄火山の噴出量に合わせ増やす

②熱破壊量を増やす

ということさえ気を付ければOK。ボイラー室の熱容量を増やすために水を入れすぎて圧力超過にならないようにしましょう。

 これらに注意すれば、金火山の攻略の記事で書いた「蒸気量調節構成」「鋼鉄不使用構成」「自己冷却型」どれも流用可能です。