liquid-phaseのブログ

足湯で疲れをふっとばす(鉄板激うまギャグ)

スウィートル・グラブグラブ関連

DLCからの追加された動物であるスウィートルとグラブグラブに関しての記事です。

      


 植えられている植物のお世話をして植物に成長ブーストをさせることが出来るが特徴。見た目も大きさも大きく異なりますが一方は他方の卵を産むことができ、その確率の変異はグラブフルーツをお世話具合によって変わります。

 

<名前の由来>

・スウィートル

 甘い (SWEET) + カブトムシ(BEETLE) = スウィートル(SWEETLE)

甘いフルーツをお世話するカブトムシ。名前の由来からして可愛い・・・。

・グラブグラブ

 grubには"地虫(コガネムシ・カブトムシなどの幼虫)"と"(根や株を掘り返して地面を)ならす、きれいにする"という意味があります。植物をお世話をする地虫ということで”grubgrub”。

ちなみにグラブグラブの作物のお手入れは体をこすり付けて行います。こすり付けるは英語で"Rub"。そのためバフ名は"Grubgrub Rub"となっています。早口言葉かな?

 

 種族名であるダイバージェント(divergent)は「分岐する、散開する、末広がりの、異なる」という意味です。グラブフルーツのお世話具合で変種を産む確率が変わるという生態からきていると思います。

 

<リソースチェーン>

 餌や排泄は硫黄やスクロース、泥など他の動物たちとは異なるリソースを使用します。スクロースは砂糖エンジンの燃料に使用でき、序盤でお手軽に宇宙旅行を楽しめる資源です。また、スクロースは保存に優れている瓶詰グラブフルーツの材料にもなっているのでロケットでは別のものを使うことになっても有効です。

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 <基本情報>

  スウィートル グラブグラブ
寿命 75cycle 150cycle
温度条件 -30~70 ℃
硫黄:20kg/cycle 硫黄:50kg/cycle
- スクロース:30kg/cycle
排泄物 スクロース(硫黄の消費量の50%) 泥(硫黄の消費量の10%)
- 泥(スクロースの消費量の100%)
1600kcal 4800kcal
窮屈判定 12マス/匹 16マス/匹
産卵ペース 飼育下:4.5cycle 野生:45cycle 飼育下:9cycle 野生:90cycle
幼体→成体 5cycle
孵化までの時間 ベース:15cycle 子守唄:3cycle ベース:30cycle 子守唄:6cycle
植物の手入れ 植物へ5%の成長ブースト 植物へ50%の成長ブースト

 変種の卵を産む条件は、グラブフルーツを手入れできる環境下だとグラブグラブの卵を産む確率が上がる。作物の手入れをするごとにスウィートルは約2%、グラブグラブは約1%増加。どちらも継続的にグラブフルーツを世話していると最終的に99%の確率でグラブグラブの卵を産むことがでます。グラブグラブの卵を産む確率は初期値が異なっていてグラブグラブの開始点は67%と高く、スウィートルは2%と非常に低い。

 

<得られる資源・消費する資源>

 スウィートルは硫黄を食べてスクロースを排出。グラブグラブも同じく硫黄を食べて泥を排泄しますが、スクロースも食べることが出来、同じく泥を排泄します。硫黄を泥へ変換させたいときグラブグラブへそのまま硫黄を食べさせるのではなく、スィートルでスクロースにしてから泥にする方が効率が良い。

硫黄を100%としたとき、泥プレス機で泥は4割の土と6割の水に変換できるので、

 グラブグラブのみ 硫黄100% → 泥10% → 「土4% + 水6%」

 スウィートル経由 硫黄100% → スクロース50% → 泥50% →「土20% + 水30%」

という具合。硫黄から重要な資源である土と水が生み出せるのは非常に有用。

 具体的な数値例を出すと、平均1500g/sの硫黄間欠泉ならば硫黄は900kg/cycleなので45匹のスウィートルを賄うことが出来、450kg/cycleのスクロースを生成できます。このスクロースをすべてグラブグラブに給餌すると15匹のグラブグラブを賄えうことが出来、450kg/cycleの泥を生産します。泥プレス機を使えば180kg/cycleの土と270kg/cycleの水に精製できます。

グラブグラブ1匹当たり3スウィートルさえ覚えておけば良さそうですね。

 

 <植物の手入れ>

 スウィートル、グラブグラブともに植物に手入れを行い、植物の成長を促進させる動きをします。スウィートルの手入れは+5%となかなか体感し辛い程度ですが、グラブグラブのバフは+50%とかなり効果が大きい。また、植物の手入れは肥料での成長促進とは別のバフ扱いになっていて両方のバフが乗ります。ただしスウィートルとグラブグラブのバフは同系統のようで片方のみです。

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 植物の手入れは野生or飼育下、幸福or不機嫌の状態を問わず効果は変わりません。毛繕い端末と肥料端末は競合してどちらか片方しか使えないので注意が必要です。

野生種のグラブグラブを放し飼いして肥料端末も置く

②飼育下のグラブグラブを飼って肥料端末はおかない

③飼育下のグラブグラブを毛繕いしないで飼い、肥料端末を置く

どれにするかは悩みどころ。満腹状態だとお世話をする頻度が高い傾向にあるようです(手入れの頻度が半分くらいになるっぽい)。そのためどのケースでも餌は与えてあげましょう。

 

 また、グラブフルーツ以外でも植物の手入れはしてくれます。肥料端末で効果のないミールウッドや、アーバーツリーにも効果があります。

 

exe:ブリッサムブロッサムをグラブグラブにお世話してもらうケース

栽培×400% 肥料端末+100% 植物の手入れ+50% 成長速度 収穫サイクル
× × × 100% 24
× × 100%×4=400% 6
× (100+100)%×4=800% 3
× (100+50)%×4=600% 4
(100+100+50)%×4=1000% 2.4

exe:アーバーツリー(枝)をグラブグラブにお世話してもらうケース

栽培x400% 肥料端末+100% 植物の手入れ+50% 成長速度 収穫サイクル
× × × 100% 18
× × 100%×4=400% 4.5
× (100+0)%×4=400% 4.5
× (100+50)%×4=600% 3
(100+0+50)%×4=600% 3
× × (100+50)%=150% 12

 成長が促進されるということは植物の育成に必要な肥料や灌漑が少なく済むので資源の節約に繋がるので重要です。

 

 植物の手入れは植物の根元の"隣のマス"に立てることが条件です。そのため、プランターに植えると高さが合わなくなるので注意が必要。

 

 ピンチャペッパーに植物の手入れをしてもらう場合には一工夫必要。根元の隣のマスに立てることが条件なので足場を用意する必要があります。タイルで足場を準備しても良いですが、開いた空気式ドアをおいても登ってくれるのでこれなら複製人間も通行可能。

 

 アーバーツリーも少し特殊。幹から5か所に伸びる枝の全てに個別に根元判定があり、成長を促進するにはそれぞれに手入れをしてもらわなければなりません。そのため下図のように二段目に空気式ドアを設置して下段2マスと上段3マスに枝が伸びるように調整すると5か所すべてに植物の手入れが出来るようになります。

 

<生息地域と育成難度>

 荒地バイオームに生息。ただし初期配置はスウィートルのみ。荒地バイオームは初期の温度が約33℃前後と開拓しやすい地域。他の動物よりも初期配置数が多い(倍は居るかな?)のも加わって序盤の牧畜の安定までが早く済みます。

 餌となる硫黄は配置量が豊富でスウィートル自体も食べる量が少ないため、餌の心配をあまりしなくても良いのもポイント。初期惑星やバイオームの配置などにもよりますが概ね150t、多い場合は300t、荒野バイオームの配置が少ない放射性惑星の場合でも30t位はあります。

 宇宙進出モード 初期テラ

 宇宙進出モード 初期沼地惑星

 宇宙進出モード 放射性惑星

 飼育下のスウィートルは1匹あたり20kg/cycleを食べるので、仮に96マス8匹の厩舎を2つ用意した16匹の飼育でも320kg/cycle。100tあれば300cycle以上持ちます。

 移動範囲はハッチやスリックスターなどと同じく地面を移動し、2マスの段差の昇降可能でクセがありません。適用温度は-20~70℃と幅広く、厩舎を特別な形にする必要もなく毛繕い端末と給餌機を置くだけでOK。

 これらのことから初期から積極的に飼育することが出来ます。

 

<食料として考えた場合>

●バーベキュー供給源のケース

ハッチ スウィートル グラブグラブ
ハッチ スウィートル グラブグラブ スウィートル グラブグラブ
産卵サイクル 6 4.5 9
お肉 3200 1600 4800 1600 4800
バーベキュー換算 4000 2000 6000 2000 6000
1cycleあたりのカロリー 666.7 444.4 1333.3 222.2 666.7

 上の表からスウィートルにグラブグラブの卵を産ませることが一番効率が良いことが分かりますが、実際にはグラブグラブの卵を産ませる確率が上がるまでにグラブフルーツのお世話に時間がかかるので上がりきるまでの長い期間この計算通りにはなりません。

 大体1匹当たり6株ほどあるとお世話の待ち時間がなくなるような状態になります。お世話のバフは1cycle続くので1cycleに6回程度ってことですね。

 変種の確率に注目して試しに育成してみたところ成体になってから5cycleで50%程度までは上がっていてまぁまぁ順調かと思っていたのですが、思わぬ落とし穴がありました。スウィートルはお世話をするごとにグラブグラブの卵を産む確率が2%上昇するわけですが、どうもグラブグラブの卵を産む確率が上がってくるとこの上昇分が小さくなるようです。

 具体的には50%を超えたあたりからは1%しかあがらなくなり、70%近くなることにはお世話しても上がらない場面も出てきました。5cycleで50%まではあがるのに90%まで上げるには17cycleほどっかってしまっていたのであまり高確率まで目指すのは効率が良くなさそうです。

 

そんなことをついったーで嘆いていたら詳しい情報を教えていただきました!

初期

スウィートル 98%

グラブグラブ 2%

加算は2.5%固定

加算後に各卵チャンスは全卵チャンスの合計で除算される

 

さすがダイバージェント属・・・面倒な仕様をしていらっしゃる・・

グラフにして視覚化するとこんな感じです。

1cycle6回程度のお世話をするのでざっくり計算をしてみると

25%になるまでに11回のお手入れが必要なので約2cycle

50%になるまでに27回のお手入れが必要なので約5cycle

75%になるまでに55回のお手入れが必要なので約9cycle

90%になるまでに92回のお手入れが必要なので約15cycle

99%になるまでに209回のお手入れが必要なので約35cycle

 

スウィートルの変種を産む確率毎のお肉事情メモ

スウィートルの産む確率 98 75 50 25 10 1
グラブグラブを産む確率 2 25 50 75 90 99
1cycleあたりのカロリー換算 462.2 666.7 888.9 1111.1 1244.4 1324.4

 確率が25%にもなれば、この段階で期待値はハッチのお肉生産量よりも上回るのでかなり有用ですね。あまり高い確率まで上げなくても十分食料源として扱えそうです。

 

 グラブグラブに卵を産ませる場合は初期値でグラブグラブを産む確率が67%と高いのでお手入れを一切させなくても期待値的には1cycleあたり520kcalにはなります。お手入れ無しで個体維持も出来るのでこちらも全然ありですね。

 餌も無理にスクロースを準備しなくても硫黄を食べさせておいても良いので1匹生まれてしまえばコロニーが安定するまでは飼育はスウィートル無しでグラブグラブのみでもいいかもしれません。

 

●オムレツ供給源のケース

  生成物 オムレツ換算 産卵ペース 1cycleあたりのカロリー
ハッチ 生卵1000 卵の殻1000 2800 6 466.7
パクー 生卵2000 卵の殻250 4800 1.5 3200.0
スウィートル 生卵1000 卵の殻1000 2800 4.5 622.2
グラブグラブ 生卵1000 卵の殻1000 2800 9 311.1

 パクーが飛び抜けているせいで霞んで見えますが、動物の中ではパクーに次いで2番目の生産効率です。スウィートルの変種を作らないで育成する場合はお肉で食べるよりも卵で食べてしまう方がカロリーが高いですね!

 オムレツで食料を賄う場合はうっかり全部の卵を割って繁殖できないなんてことにならないように繁殖用の卵はしっかりと確保しておきましょう。

 

<厩舎案>(まだ実際に試していないのでひょっとしたら欠陥があるかも)

 スウィートル基本形 96マス8匹

 グラブグラブを育成する場合は硫黄を与えるよりもスクロースを餌にした方が硫黄の消費が少なく済むのでスクロースの調達用。スウィートルの作物の手入れのバフは+5%とそんなに高くないので積極的に植物のお世話をさせる必要はありません。

 移動はハッチなどと同様なので高さ3マスの壁を作ると行動制限できて毛繕いの時間が短縮できます。

空いたスペースにはいろいろ置けるのも便利。

 

 グラブグラブ基本形 96マス6匹

 20株のグラブフルーツが置ける。1匹当たり最大6株お世話できると仮定すると少々植物は足りないので植物の手入れのバフを目的とするならば96マスで3匹でいいかも。

 グラブグラブは温度範囲は-30~70℃と広いのでスリートウィート農場に放つのも良さそうです。(グラブグラブの適温は10~20℃とあるけど現状問題なさそう?)

 

 スリートウィートは土と水を消費するので肥料端末を置いて農場にした方が良さそうです。グラブグラブは毛づくろいをされないため不機嫌になってしまいますが、植物のお手入れはしてくれます。ただし、繁殖力が下がって個体維持が出来なくなってしまうので別途グラブグラブの卵用の飼育も必要です。また、代謝が下がって泥の生産効率も落ちてしまうのであくまで植物の育成がメイン。肥料端末を使わないなら毛繕い端末をおいて牧場にすればOK。

 

 グラブグラブ with アーバーツリー 96マス6匹

 アーバーツリーを6本植え、グラブグラブを6匹飼うだけ。アーバーツリーの枝はもともと肥料端末の対象がないなので肥料端末は置かなくてOK。アーバーツリーの収穫サイクルが野生なら18cycke→12cycleに、栽培なら4.5cycle→3cycleになる。

 野生のアーバーツリーを栽培して消費資源無しで汚染水や汚染土を得られるのが良い所ですが、グラブグラブにお世話をさせれば栽培も視野に入ります。

アーバーツリー → エタノール → 石油発電機と資源を廻す場合の資源

  育成状態   野生   野生+手入れ   栽培   栽培+手入れ
アーバーツリー 育成cycle 18 12 4.5 3
必要な汚染水(g/s) - - 116.7 116.7
必要な土(g/s) - - 16.7 16.7
木材(kg/cycle) 83.3 125.0 333.3 500.0
木材(kg/s) 0.14 0.21 0.56 0.83

エタノール蒸留器

出力

エタノール(g/s) 69.4 104.2 277.8 416.7
汚染土(g/s) 27.8 41.7 111.1 166.7
二酸化炭素(g/s) 13.9 20.8 55.6 83.3

石油発電機

出力

電力(W) 69.4 104.2 277.8 416.7
汚染水(g/s) 26.0 39.1 104.2 156.3
二酸化炭素(g/s) 6.9 10.4 27.8 41.7

 通常アーバーツリーは栽培すると汚染土の生産はプラスですが汚染水の収支はややマイナスでした。グラブグラブにお世話をさせる場合は必要な感慨が減るため、栽培の場合でも汚染水もプラスになり、収支としてみても野生よりも栽培の方が上になります。つまり。計算上は全ての生産効率が一番良くなります。(もちろんグラブグラブの機嫌が悪ければ生産量は減りますし、伐採の手間も増えるのでこの通りにはいかないでしょう)

 

 スウィートルにグラブグラブの卵を産ませる形

 BBQを目的としたお肉の生産はスウィートルにグラブグラブの卵を産ませるのが一番。植物の手入れは複数の植物に対して行うのですがスウィートル複数匹を同じ部屋に飼育すると偏りが出てきてしまうので、効率的に変種を産ませるように飼育するには個別に部屋を分けて十分お手入れをし、グラブグラブの卵を産む確率が上がったら飼育部屋に移動させれば良さそうです。

 変種の卵を産む確率を自動化でモニターすることはできません。そこでサイクルセンサーとシグナルカウンターを使って時間を図り、一定期間が経過すれば変種の産む確率は〇〇%だろうと予測します。そして指定サイクル後に真ん中の扉が開き、そこへ入ったら扉が閉じて下へ落ちる仕組みです。大体1匹当たり6株ほどあると常にお世話を出来るような状態です。

 どれくらいのお手入れをさせるのかの目安は下記の通り

25%になるまでに11回のお手入れが必要なので約2cycle

50%になるまでに27回のお手入れが必要なので約5cycle

75%になるまでに55回のお手入れが必要なので約9cycle

 これに幼体から成体までにかかる5cycleを足した数字にシグナルカウンターの値をセットします。これ以上は変種を産む確率の上昇幅が少ないのでそこまでするかなーといった印象。

 不機嫌状態の場合でも植物の手入れの頻度は特に変わりは見られないようなのでお世話部屋ではスペースを省くために毛繕い端末を撤去はありです。

 

入りきらなかった情報などのメモ

・植物の手入れは(肥料や灌漑、温度不足で)成長が停滞している植物にも行う。ただし成長が停滞していても肥料や灌漑は消費はする。

・成長が停滞しているグラブフルーツの手入れをしてもグラブグラブを産む確率は上がる

・グラブフルーツ以外に植物のお手入れをしてもグラブグラブを産む確率は上がらない

・溺れる判定の場所へは入らないので高さ2マスの液体ロックで行動制限できる

・硫黄は硫黄間欠泉以外にサワーガスボイラーからも得られるので最終的には非常に多くのダイバージェント属を飼育可能

・スウィートルで検索するとスウィートルームが検索に引っかかって鬱陶しい